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◆11月14日〜24日博品館にて行われたシーエイティプロデュース作品、

「ある豊かな生活−29歳の女たち」の公演後記、そして今までの29才シリーズ特集

◆10月にフランス・パリ公演をぶじに終えた夏夢、パリ日記を掲載。

 

 


ある豊かな生活
29歳の女たち
「ある豊かな生活」 29才の女たちvol.5

製作・シーエイティプロデュースがお贈りする29才シリーズ5作目の作品。

今回が舞台初挑戦となるさとう珠緒と、演出・福島三郎(泪目銀座)の強力タッグで紡ぎだす、ハートフル・コメディ。

照明デザイン吉川ひろ子の後記です。

2002年11月14日〜24日 銀座博品館劇場


 「29歳の女たち」シリーズも5回目になりました。
 自分の人生について深く考える、女性にとって三十路目前というのは、そんな年齢なのかも知れません。
 このテーマで毎回違った作家による脚本が楽しみなシリーズです。

                     ◆    

 今回の「ある豊かな生活」はさとう珠緒演じる順子(劇団付の脚本家)が29歳にして初めて
 実家を出て一人暮らしをするお話です。

 一人暮らしといってもハウスシェアーで、庭付きの一戸建てで5人での共同生活。
 ひとりは19歳の東大生の悟(今時の若者ですごくクールでかなりの美形)。
 もうひとりは69歳のおじいちゃん誠一郎(独身)。

 そして順子の劇団仲間で演出家の典子と看板俳優の克彦。
 この5人が出逢ってから1年間でお互いの心を通わせて、それぞれが成長していくというストーリー。
 10代、20代の若者と老人が、世代を越えしだいにいい友人関係になっていく感じがとてもよいです。

                     ◆    

 最近ますます悪くなっていく世の中。
 すさんだ心がホットする…そんなハートフルコメディーでした。
 今回が初舞台の珠緒嬢はかわいくてなかなかの好演でした。

 


− 「ある豊かな生活」 29才の女たちvol.5 −

シリーズとなった『29歳の女たち』、この企画は1996年に、そのタイトルの通り、
29歳の女性にスポットを当てた作品としてスタートしました。

シリーズ5作目となる今回の作品では、作・演出に福島三郎氏を迎えました。
福島氏の描く作品には、「笑い」だけではなく、人情味溢れるキャラクターが織り成す暖かい「泪(なみだ)」があるのも、
彼の作品のもつ素晴らしさでしょう。シリーズ5作目となる今回の公演は、ハートフルな人情喜劇をお届けしました。

 登場人物
福本順子(29歳)… 学生時代から演劇に目覚め、現在は当時の仲間と作った劇団『モンゴメリーパーク』の座付き作家。
夢見がちで天真爛漫、なのに気が強い。尊敬する人はアン・シャーリー(赤毛のアン)。
田中悟(19歳)… 東京大学に通う学生。インテリな割に遊びにも長けている。
人あたたりもよく好感のもてるタイプ、なのにどこか冷たい印象を与える男。尊敬する人はフロイト。
内川典子(29歳)… 順子の学生時代からの同級生。『モンゴメリーパーク』を一緒に旗揚げし、現在は座長件演出家。
統率力があり我も強い、しかし淋しがりや。尊敬する人は田中真紀子。
小池克彦(33歳)… 役者。『モンゴメリーパーク』の看板俳優。プライドが高く自信過剰、だが臆病で気が弱い。
尊敬する人はアンソニーホプキンスと西村雅彦。
古木誠一郎(69歳)… 無職の老人。年金で生活している。家族はいない。それ以上の情報を順子たちには知らせていない。
言葉が少なく生真面目、しかし冗談が好き。尊敬する人は二ノ宮金次郎と手塚治虫。
 CAST  29歳の女たちX
 福本順子・・ さとう 珠緒
 田中 悟・・ 内田 滋啓
 内川典子・・ 今井 陽子
 小池克彦・・ 桂 憲一(花組芝居)
 古木誠一郎・・ 犬塚 弘
 STAFF
 脚本・演出 福島 三郎
 美術 升平 香織
 照明 吉川 ひろ子
 音響 山本 浩一
 衣裳 菊田 光次郎
 舞台監督 津田 光正
 企画 多田 誠
 スーパーバイザー 池田 道彦
 プロデューサー 吉田 由紀子
 制作 樋口 正太 北村 美代子 矢羽々 恒弘 神戸 丈志
 制作協力 アトリエ・ダンカン
 製作 博品館劇場 パソナ シーエイティプロデュース
 公演スケジュール

日時
場所
11月14日〜24日 銀座博品館劇場
11月27日 大阪近鉄小劇場
12月6日 東海文化センター
12月14日 岩井市民音楽ホール

 

 HISTORY ・・今までの29才シリーズを一挙紹介


  29歳の女たち ドキュメントプレイI−「まわりみち」は「ちかみち」です。

 ドラマはOL(七瀬なつみ)、キャリアウーマン(山下裕子)、主婦(山本郁子)の3人の
 29歳の女たちが久々に再会するところから始まります。
 30歳を目前に精神的にも肉体的にも"年齢"を意識した3人の抱え込む問題は3者三様。
 仕事・結婚・家庭…。
 理想と現実の狭間で揺れ動く等等身大の29歳の女たちの本音に、
 ドキュメント仕立てで迫りました。

 出演:七瀬なつみ、山下裕子、山本郁子
 演奏:本谷美加子(オカリナ)、糸川玲子(ピアノ)
 企画・構成・演出:多田 誠
 脚本:松原惇子
 美術:中村公一
 照明:藤巻恵子
 音響:斎藤美佐男
 衣裳:菊田光次郎
 舞台監督:小川 亘
 制作助手:吉田由紀子
 コンセプトプランナー:九鬼葉子
 制作:樋口正太、神戸丈志
 制作協力:アトリエ・ダンカン、ケイダッシュステージ
 制作:博品館劇場、クリエイテイブ・アート・スィンク

 1996年5月30日〜6月2日 博品館劇場

 

29歳の女たち


  29歳の女たちU

 ディスプレイデザイナー(七瀬なつみ)、主婦(山下裕子)、公務員(山本郁子)の3人は、
 それぞれがそれぞれを知りません。でも全く異なる世界を行き交う3人は同じ29歳。
 彼女たちは30歳を目前に、心も体も、仕事もプライベートも、何処かもどかしさを感じつつも
 日々奮闘していきます。それは、素敵な30代を迎えたいからこそ…。
 そんな彼女たちの葛藤を自然体に描いています。

 出演:七瀬なつみ、山下裕子、山本郁子
 演奏:本谷美加子(オカリナ)、糸川玲子(ピアノ)
 企画・構成・演出:多田 誠
 脚本:五代暁子
 美術:中村公一
 照明:吉川ひろ子
 音響:斎藤美佐男
 衣裳:菊田光次郎
 舞台監督:伊達一成
 制作助手:吉田由紀子
 制作:樋口正太、神戸丈志
 制作協力:アトリエ・ダンカン、ケイダッシュステージ
 制作:博品館劇場、クリエイテイブ・アート・スィンク

 1997年5月29日〜6月8日 博品館劇場

 

29歳の女たちU


 風の通り道 29歳の女たちV

 どちかが辞めなきゃならない、という状況に突然追いこまれた2人のOL。
 普段は会話を交わすこともなかった派遣社員も巻き込み、
 戸惑いながらもこれから先の人生設計…。
 気負うこともなく遊びすぎることもなく、ごく普通に仕事をこなしつつ、いつのまにかもう30歳。
 ささやかな人生の転機が彼女たちに訪れる。

 出演:高田聖子、池津祥子、明星真由美、ルー大柴
 企画:多田 誠
 脚本:長谷基弘
 演出:高見亮子
 美術:中村公一
 照明:吉川ひろ子
 音響:斎藤美佐男
 衣裳:伊東哲治
 舞台監督:津田光正
 制作:樋口正太、北村美代子、神戸丈志
 プロデューサー:吉田由紀子
 制作協力:アトリエ・ダンカン
 制作:博品館劇場、クリエイテイブ・アート・スィンク

 1998年5月28日〜5月31日 博品館劇場

 

29歳の女たちV


  FANTASUTIC MUSICAL天使からの招待状 29歳の女たちW

 招待状にのってやってきた29歳の女性3人。女たちは既婚、未婚、不倫中。
 そこになぜか1人場違いな浮き足だち気味の不思議少女もいるし…。
 篠原ともえの初舞台。彼女は3人の29歳の女たちの中で妹分的な存在で登場。
 30歳を目前にして、これからどうしようかなって感じている3人を励まそうと、秘策を練ります。
 篠原ともえのオリジナル曲にラッキィ池田のダンス、明日が楽しくなるミュージカル。

 出演:篠原ともえ、池田由希子、三鴨絵里子、村岡希美
 企画:多田 誠
 脚本・作詞・演出:伊東由美子
 作詞・作曲・衣裳:篠原ともえ
 作曲・編曲・音楽監督:長谷川雅大
 振付:ラッキィ池田
 美術:徳舛浩美
 照明:吉川ひろ子
 音響:斎藤美佐男
 衣裳:伊東哲治
 舞台監督:津田光正
 スーパーバイザー:池田道彦
 プロデューサー:吉田由紀子
 制作:樋口正太、北村美代子、神戸丈志
 制作協力:アトリエ・ダンカン、テイクイット・エージェンシー
 制作:博品館劇場、クリエイテイブ・アート・スィンク

 2000年11月2日〜11月8日   博品館劇場
 2000年11月20日・22日    アートピアホール
 2000年11月15日〜11月16日 シアター・ドラマシティ

29歳の女たちW




france


「夏の夜の夢」で初めての海外公演−フランス・パリ−に行って来ました!

夏夢でフォロースポット担当の町田がいってきましたフランス・パリ。

仕事のスタイルや言葉の壁、アクシデントにもめげず、フランスパンをほおばって頑張った旅でした。

 

france


  ぼんじゅーるパリ!飛行機で12時間、バスで1時間でホテルに到着。劇場はホテルから歩いて10分。
 パリ日本文化会館という劇場で、劇場の目の前にはセーヌ川が流れており、すぐ側にはエッフェル塔が見えます。
 パリに来たんだ〜と実感。
 因みに・・パリ日本文化会館とは、フランスと日本の首脳の間で取り決められた「21世紀に向けての日仏協力20のプロジェクト」
 の一つで日本のさまざまな文化を紹介する目的で建てられた会館です。

 劇場外観 搬入口
  劇場の外観、近代的です。          搬入口。

                                

 観光する暇もなく劇場入り、そのへんは日本の公演と変わりませんが、現地の照明さんは当たり前だけどフランス人。
 フランス語どうしよ・・。

 劇場は客席数が200席ぐらいと思ったよりも小さく、仕込みも大変。
 小さいからなのか開場時間が15分で、開場したらすぐにスタンバイ、本番という感じでちょっと(カナリ)忙しい。

 現地の照明担当の通訳は「まーごさん」。
 照明を知っている方だったので通訳してもらいやすかったのです。(良かった)
 そして、何と、私と一緒にPINをやってくれたのはフランスと日本のハーフの「けん」という男の子(私よりも年下)。
 日本語は大丈夫と言う事で、PINのQ出しはすべて日本語で出来た上に、通訳が照明チームには2人いるという感じでした。
 (これは贅沢、通訳が取り合いになるのが普通なのに)
 言葉の問題はそれでクリアーです。良かった〜。

 シーリング ソース4でフォロー フェーダー
  本番フォローをするシーリング。         ソース4でフォローしました。          明るさを調整するフェーダー。

 最近の原田氏の仕事ではソース4フォローが主流になっています。フランスでもソース4でフォロー。
 ここではセンタールームというものがなかったのでシーリングでの本番を迎えます。

 しかし他のセクションもそうだったみたいですが、フランス人と私たちとの考え方の違いなどがあり、
 一緒に仕事をする上でかなり苦労がありました。
 時間がないのにマイペースなのです。うおー働け−って感じ。
 でも皆良い人たちです。

 そう言えば、S−4ZOOMの新しいものを劇場に入れてもらっていたのですが、
 いざシュートの時にフォーカスの回す部分を回そうとしても回らず、すべての器材がそうで、
 原因を調べてもらったら何と新しいものだったので、
 中に段ボールのストッパーが入っていたということがあったりしました。(トホホ)
 何かやっていても、「こうしたほうが楽なんじゃない?」と言ってきてくれたりやってくれたりと、
 皆良い作品を作ろうという気持ちが伝わってくる感じでした。

 フランス人スタッフとともに
  フランス人スタッフと一緒に。

                                

 滞在中の食事はやはりどこに行っても必ずフランスパンが付いていたので、
 帰ってきてからはしばらくは食べたくないなぁ・・・という感じ、もう固くて・・。
 劇場から5分ぐらいのところにあったサンドイッチ屋さんはとてもおいしかったのですが、
 やはりフランスパンだったので食べるのが大変であごが疲れました。

 とまぁ、色々と大変なことはあったのですが、初めての海外仕事はとても良い経験になりました。