a student's two days

研究生のとある2日間 ~現場実習編~

研究所では現場実習と称し、実際の現場に行きプロの仕事を見学、実際に参加する機会を設けています。今回はその2日間に密着しました!

1日目

朝 駅に集合
現場で図面の打ち合わせ

会社から持ってきた機材をどこで使うのか、どうやって機材の電源を取るのかなどの説明が行われる大事な時間です。
今回プロの舞台照明家である社員達と一緒に打ち合わせから参加です。

仕込み

搬入ののち、まずはサス(吊り物)から仕込みます。こちらは実際の作業を近くで見学しています。
仕込みは時間をかけすぎず、かつ安全に丁寧に行う事を心がけますが…沢山の現場に出ている社員達のテキパキとこなす姿に研究生全員ビックリしていました。現場ならではの空気感が伝わっています。
さらに今回はステージの仕込み作業に参加してもらいました。
緊張のなか社員の指示の下、頑張って仕込んでいます。

シュート

シュートとは、仕込んだ灯体の明かりを舞台上で欲しい所に当てるために行う作業です。
正確かつスピーディーなシュートに研究生も参加です。初めてのシュートに研究生も緊張していました。シュートの後は、ケーブル養生もします。出演者の導線を通っているケーブルは養生して、少しでも通りやすくします。

作業終了・帰宅

1日目の作業はここまでです。
翌日に備えて、帰宅後はゆっくり休みます。

2日目

明かりづくり見学

実際にプランナーが考えてきた明かりを点けてそこからさらに修正を加えていきます。
目まぐるしく変わっていくシーンに研究生も見入っています。

場当たり見学

先ほど作られた明かりに出演者が入ると、また違って見えてきます。
また今回の場合は出演する大学生の皆さんからの明かりの要望を受け、その要望に応えつつ新しい提案をし明かりを作り上げていきます。臨機応変に対応しながら明かりを作る様子は、普段の講師をしている姿とはまた違いなかなか見られない光景です。

ゲネプロ見学

最終リハーサルです。
本番同様に行われるためとても緊張感があります。

今回はこのゲネプロ見学までの参加となりましたが、最後の撤収まで見学、参加する現場実習も沢山あります。